『研究室生活=不健康』!?
【脱】昼夜逆転・カップ麺漬け
研究室ライフを送る理系学生が、毎度頭を悩ます進捗報告。健康なんて二の次。そう走り続けた結果、大事なところで体調を崩すなんてことも。「どうでもいい」と思いがちな生活習慣ですが、実は研究成果に直結するかもしれません。
生活リズムがズレると、学食の営業時間に間に合わなくなります。その都度コンビニに行くのが面倒で、カップ麺の買い溜めをする学生は多くいます。しかしカップ麺中心の食生活は、野菜不足と糖質過多に偏り、食生活はボロボロになります。
野菜不足はビタミン・ミネラル不足や、食物繊維不足を招きます。結果として免疫機能の低下や腸内環境の乱れを引き起こし、疲れやすさ・集中力低下・気分の落ち込みにつながります。体調のムラが大きくなると、パフォーマンスが落ちてしまいます。短期集中での成果を求められる大学院生活では、非効率なことは避けたいですよね。値段が高くてもサラダを合わせたり、野菜ジュースでビタミンを補給するこをおすすめします。
さらに、タンパク質を欠かさないことが重要です。安くて楽なカップ麺ですが、糖質ばかりに偏り眠気も増してしまいます。サラダチキン・ゆで卵・豆腐・ヨーグルト等、すぐに食べられるタンパク源を意識してみてください。机にはプロテインバーを非常食として常備しておくと便利です。しかし、これらを踏まえると金額も手間も増えてしまい、継続が難しくなります。そこで、〝最低限〟のおすすめがバナナです。高カロリーで値段も比較的安く、食物繊維が豊富に含まれています。少量ながらタンパク質も摂ることが出来ます。
研究室あるある?
- 学食の営業時間に間に合わない。
- カップ麺やコンビニ弁当ばかり。
- サラダは高くて買わず、野菜不足に。
- ソファや椅子がベッド代わり。
- 帰るのが面倒だから大学に泊まる。
- 仮眠のつもりが爆睡、終電後に起床。

深夜のキャンパス何処で寝る!?
卒論・修論の追い込みや学会を控えていると、研究室に泊まることが増えてきます。他にも翌日のゼミに遅刻しないためだったり、研究や作業に集中しすぎて終電を逃してしまったりと、理由は様々1あるようです。もちろん家で寝るのが一番休まりますが、いざというときに研究室で快適に休む方法を知っておくと安心です。
寝袋を用意する人が多いのですが、カーペットの上にそのまま敷くと意外と硬く、腰を痛めてしまいます。キャンプで床冷え対策として使われるコットや、アイ〇スオー〇マのエアーベッドがあると便利です。これらの用意が大変な場合は、椅子を3つ並べるだけでも良いでしょう。一見不安定そうに見えますが、頭・腰・脚を座面にしっかりと乗せれば落ちません。
ココなら寝ても怒られない!?
研究室によっては深夜の滞在がNGのところも少なくありません。高額な装置の真横で学生に寝られたら先生は顔面蒼白です。装置の動作音で寝られないこともあるそうです。実際に豊洲キャンパスでは、いたる共用部で寝ている人を目撃できます。深夜の滞在がNGの研究室の人が安心して睡眠をとれるところ。怒られる可能性が低い共用部は何処でしょうか。

研究棟1Fエントランスのベンチ
寝心地:★★★★★
静かさ:★☆☆☆☆
暗さ :★☆☆☆☆
ふかふかの座面で寝心地は最高にいいです。 コンビニ利用で夜間もエントランスを通る人は結構います。 人通りを気にする方は辞めておきましょう。守衛さんの目の前なので注意される可能性は一番高いです。
教室棟7F自販機横のソファー
寝心地:★★★★☆
静かさ:★★★☆☆
暗さ :★★★★★
豊洲キャンパスでTier No.1のソファー。人通りが少なく、 人目を気にせずに安心して寝られます。 自販機が近くにあり動作音が多少気になるのと、 空調の効きが悪いので夏と冬はしんどいです。


研究棟7Fラーニングコモンズ
寝心地:★★★☆☆
静かさ:★☆☆☆☆
暗さ :★☆☆☆☆
ちょっと硬めのウレタンベンチですが、 仮眠を取るには十分です。 利用者が多く、 明るいので合わない人は多いかもしれません。開放時間:平日7時~22時
教室棟7F窓ガラス横のベンチ
寝心地:★☆☆☆☆
静かさ:★★★★★
暗さ :★★★★★
波打っている木製のベンチです。 当然寝心地は悪いです。 人通りを気にする方にはいいと思います。 空調の効きが悪いので夏と冬はしんどいです。
